標準化・仕組化
標準化・仕組化で
社会課題を解決する
セキュリティ技術の標準化・仕組化により、セキュリティサービスは高品質かつ低価格となり、多くの企業に提供できるようになりました。
そして、技術習得に必要なスキルが可視化され、人材育成が可能となり、これまで高い技術が必要とされたセキュリティ業界に多種多様な人材が挑戦できることで、雇用の創出にも繋がっています。更には、未来のセキュリティのために、腕のある技術者が集い、自身の技術を標準化していくことで、後世に技術の継承をしていく仕組みも構築することができました。標準化・仕組化はあらゆる面で社会課題の解決につながる鍵となっています。わたしたちはこれからも、多くの人々の生活を支えるインターネット社会が安心・安全であり続けるために、セキュリティ技術の標準化・仕組化の取り組みを継続して行います。
標準化・仕組化を軸に
さまざまな社会課題の解決を目指します
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セキュリティ人材の
育成・地方創生 -
安定した品質かつ適正価格で
サービスを安定供給 -
後世に
セキュリティ技術を継承
セキュリティ技術の標準化とは
技術の標準化は、対象の技術の作業工程を徹底的に分析し、可視化することから始まります。技術者の作業とその判断基準に関連する点を図示しながら棚卸し、技術者の判断がもはや必要ない最小単位まで作業工程をブレイクダウンします。最終的にそれ以上細かくできないレベル、特定の条件に関して「YES」か「NO」だけで回答できるまで細分化していきます。「本来誰でもできることを誰でもできるようにすることが大切」という視点のもと、本当の意味で責任を伴う判断が生じる作業とそれ以外の作業を切り分けることが標準化のゴールです。
ホワイトハッカーの作業工程を
分析調査し細分化する
工程 1
工程 2
工程 3
工程 4
工程 50
工程 51
工程 100
工程 101
工程を
細分化
細分化した工程を
「技術者の判断が必要な工程」と
「エンジニアが作業を代替できる工程」
に分ける
ホワイトハッカーにしか
到達できない技術工程
工程 1
工程 2
工程 3
工程 4
エンジニアが
作業を代替できる工程
工程 50
工程 51
工程 100
工程 101
判断のいらない○×で判断できる作業まで落とし込み
標準化 が完了します
標準化作業によって、属人化を解消された技術は、判断にぶれがなくなり、品質のばらつきがなくなるうえに、多くの人がその技術を習得できるため、人材不足の解消につながります
セキュリティ技術の仕組化とは
仕組化では、標準化された技術プロセスをさらに分析し必要な能力を可視化します。各工程に必要な素養である判断能力・推理能力・事務処理能力・コミュニケーション能力などを定量的に見定めます。それにより、社会へ貢献できる生産性が大きく向上するだけでなく、能力に適した業務を各個人に配分することができます。一緒に働く人々が能力を最大限に活かした働き方ができる環境をつくることができます。